今年は、海と船とダイビングと、去年の長期航海についても触れながら、日誌書きます~


by koukaishiyuki
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濃霧は勘弁〜

全然更新せず、2014年は早くも8月下旬に差し掛かり… 今年こそは更新頻度を挙げたいところです^^;

昨年は7月上旬、毎日のように濃霧で、今年は先日の台風11号明けから、昨日も1航海目まで濃霧でした。
出航前、弓ケ浜から神子元島はおろか、手前の横根や豊根も見えず。
道中ももちろんのこと、最も見えないときで、カメ根からカリトの鼻が見えなかったり、三ツ根から島が見えなかったり。視程30〜50mくらいですかね。
神の名がつく島なだけに、神隠しにたびたびあっているようです笑

そもそも霧とは、直径0.1mm以下の水滴が空気中に浮かんでいるために、水平方向の視程(ダイビングでいう透視度)が1km未満になる現象をいい、
1km以上見えている場合は、もや、といいます。

神子元島を隠す霧は、温かくて湿った空気が、冷たい海水面に冷やされて発生するもので、移流霧と呼ばれます。

外気温が高い夏、海水温が低いと発生するわけですが、最近は南西の風のときに霧が出るのと、風が吹けば消失することから、
おそらく、神子元周辺の水温よりももっと低い水塊がどこかにあり、そこで発生した霧が風によって運ばれてくるのではないかと。
まだまだ確かに神子元周辺の水温は低いですが、それよりも低い冷水塊が、どこかにあるのかもしれません。。
ほぼ無風のときはその場に漂って濃霧となり、少し風があれば消える、そんな状態が続いてます。

通常基本的には、神子元へ向かうときは島を目視し、周囲の船舶や漂流物の見張りと、風や波、潮を考慮しながら船長は舵をきっているのですが、
霧中では、コンパス方位と時間とエンジン回転数(速度)をもとに、加えてレーダーを頼りに操船しています。

ハンマーズ号のレーダー画面は船室内にあるので、昨年からは私がレーダー画面の操作と観測を行い、随時上にあがって船長に報告しています。
レーダー画面では、周囲の船舶や根の、方位及び自船との距離がおおよそわかり、加えて、神子元島はレーダービーコンというマイクロ波標識局を設置しているので、画面に島までの方位と距離もおおよそ表示されます。

しかしながら完全に把握できるわけではないので、通常時の何倍も注意しながら、島へ向かうわけです。

南氷洋での航海時にも、同様の濃霧の中、レーダー画面上には無数の氷山が映り、安全な航海にはレーダーが非常に大きな役割を担っていました。

兎にも角にも、霧が出て弓ケ浜から神子元島が見えないと、外気温が高い&水温低い?→ハンマーは…?となるので、早く少しでも黒潮に寄ってもらいたいところです!
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by koukaishiyuki | 2014-08-18 12:50